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生理前と生理中で便意って変わるの?

2020年06月30日

生理前には便秘気味であったにも関わらず、生理中には下痢の症状が出てしまうという人も多いのではないでしょうか。今回は、なぜ生理前と生理中で便意が異なるのかについて解説していきます。また、下痢などの症状が出てしまったときの正しい対処法もあわせて見ていきましょう。

生理前と生理中で便意が異なる理由

普段は快便な女性も生理前には便秘になりやすかったり、生理が始まると下痢の症状が現れることがあります。その理由は、生理前後でホルモンバランスや分泌量が異なるためです。まず、生理前には身体の中で黄体ホルモンである「プロゲステロン」が分泌されます。プロゲステロンは、子宮の収縮を抑制する働きがあるホルモンですが、同時に便やガスを動かす腸の収縮も抑制してしまうと言われています。排卵後にプロゲステロンが分泌されることによって腸の動きが鈍くなるため、生理前は便秘になりやすいという特徴があります。生理中はプロゲステロンの分泌量が減ることによって、便秘の症状は現れなくなるケースが多いです。一方、生理中は子宮の収縮を促す「プロスタグランジン」が分泌されます。プロスタグランジンの分泌量が増えることで腸が極端に収縮するため、腹痛や下痢が起こりやすくなります。また、生理中は精神面でも不安定になりやすく、ストレスが原因で下痢を引き起こすことも珍しくありません。

生理中の腹痛と下痢の対処法

生理中は腹痛や下痢の症状を悪化させないためにも、身体を冷やさないようにしましょう。特に腹部を冷やさないよう、腹巻やブランケット、防寒具などを活用して身体を温めます。また、下痢を引き起こす可能性が高い食品の摂取も控えることが大切です。豆類やフルーツ、スイーツに含まれる糖分や甘味料は、腸の中に水分を蓄積する作用があり、下痢の症状が現れる可能性があります。さらに、コーヒーやアルコール、辛い食べ物や冷えた食べ物・飲み物などは、消化管に刺激を与えるため注意が必要です。加えて、早食いや食べ過ぎは消化不良の原因となるため、食事の際はしっかりと噛み、消化できるよう時間をかけて食べます。消化不良によって腸内にガスが発生し、腸を刺激して極端に収縮することで下痢を引き起こすこともあります。生理前や生理中の下痢は、身体に不要なものを排出するために起こるものではありません。外出や仕事などでトイレに行けない状況が続くようであれば、市販されている下痢止め薬を利用する方法も有効です。

まとめ

生理前や生理中など生理周期にあわせて腸の働きが異なるため、便意にも変化が見られます。生理中は腹部を冷やしたり刺激の強い食べ物を摂取したりすると、腹痛や下痢の症状が悪化する可能性が高いため、身体に負担がかからないように意識しましょう。

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